「関西フォークの旗手」高石ともやさん死去…「受験生ブルース」が大ヒット、ホノルルマラソンに43回連続出場_日本シリーズ 引き分けの場合
「受験生ブルース」などで知られ「関西フォークの旗手」と呼ばれたフォークシンガーの高石ともや(たかいし・ともや、の旗日本シリーズ 引き分けの場合本名・尻石友也=しりいし・ともや)さんが17日午後3時30分、手高石と死去受験生ブ病気のため京都市内の病院で死去した。大ヒ82歳だった。連続死因の詳細は非公表。出場19日、関西公式サイトで「かねてより入院療養中でした」「とても残念でなりません」と発表された。フォークもやさんルースがットホノルルマラソンに4葬儀・告別式は近親者のみで営み、の旗お別れ会を後日開く予定。手高石と死去受験生ブ日本シリーズ 引き分けの場合
北海道出身の高石さんは1966年に「かごの鳥ブルース」でデビュー。大ヒ反体制フォークの旗頭としてギターを背負って日本中を回り、連続68年に「受験生ブルース」がヒットした。出場岡林信康、関西五つの赤い風船、中川五郎、故・高田渡さん、故・遠藤賢司さんら「関西フォーク」の中心的存在として活躍した。71年に4人組バンド「ザ・ナターシャー・セブン」を結成して京都で活動したが、メンバーの死去、脱退も重なり85年に活動を停止。その後はソロで関西を拠点に活動した。
68年から毎年12月、大阪のサンケイホールブリーゼ(現在名)を中心に「年忘れコンサート」を47回にわたり行ったが、80歳を迎えたのを機に22年の公演でラストに。当時「90歳くらいまでは自分の曲を作りたい。残り10年。長生きしないといけない」と語り、23年には駆け出し時代に大阪で働いていた工事現場に思いを重ねた「千里ニュータウンのうた」を作詞・作曲した。
「シンガーソング・ランナー」と称されるほど、芸能界屈指のマラソン、トライアスロン好きで知られ、30歳の71年に初挑戦してから国内外の大会に出場。公式サイトによるとマラソンの最高タイムは79年の京都マラソンの2時間47分7秒。77年の第5回大会で初参加した米ホノルル・マラソンは19年まで43回連続で出場し、22年にコロナ明けで3年ぶりに出場したのが最後となった。
また、ランナーのために作詞・作曲した「自分をほめてやろう」は、96年アトランタ五輪で銅メダルを獲得した有森裕子さん(57)の名言「自分で自分を褒めたい、と思います」を生んだ。
◆高石 ともや(たかいし・ともや)本名・尻石友也。1941年12月9日、北海道・雨竜町生まれ。立大卒業後、66年に「かごの鳥ブルース」で歌手デビュー。ボブ・ディランに影響を受け、受験生の悲哀を投影した「受験生ブルース」(68年)や、詩人・谷川俊太郎氏が作詞した反戦歌「死んだ男の残したものは」(69年)など反体制シンガーとして支持を集めた。
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